マルサム日記お買い得な商品のご紹介やちょっとためになる情報などをご提供します! 

スーパー「ヤオコー」のパート社員洗脳術がすごい!

   ↑  2014/11/12 (水)  カテゴリー: ビジネススキル

82330_17-01toro

テレビ東京で放送されている「ガイアの夜明け」が、富山では遅れて日曜日に放送しています。たまたま休みだったのボケッとこちらの番組内容を見ました。

日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京

「今こそ、主婦力で売る」というタイトル。いわゆる「主婦から目線」の力を活用し、商品を売っていこうという活動をしている企業を取材した内容です。

番組内容の中でとくに目を引いたのが、埼玉県に本社があるスーパーマーケット「ヤオコー」のパート社員の働かせ方。

ちなみにヤオコーは関東を中心として130店舗ほどある大企業。売り上げは2014/3月期でなんと2600億円!このご時勢にもかかわらず、25期連続で増収増益している優良企業です。

食生活提案型スーパーマーケット ヤオコー MARKETPLACE

番組では、従業員の約8割をパートさんで占めるヤオコーが、いかにパートさんたちのやる気を高めるためにさまざまな方策をとっているのかを放送していました。

前向きに見れば、これほどパートさんたちにとって働きがいのある店はないだろうということになる。

しかし!

わたしから見れば、なんとこれはすばらしいパート洗脳術かと感動してしまった。

あたりまえのことですが、パートタイマーの給料は「時給」で決まります。極端にいえば、1時間のあいだ、ボケッと立っているだけでも給料はもらえる。また、どんなにがんばって会社の売り上げに貢献しても給料は働いた時間分しかもらえない。

そこで会社はいかに、時給という固定給にもかかわらず、パートさんにやる気を持って働いてもらうのかを考えねばならない。

つまり、ボケッとしているだけでも給料はもらえると悟らせず、やる気を持たせ会社のために働くことが生きがいとなるようパートさんを「洗脳」しなければならない。

それで、パートさんのやる気を高め、どんなに働こうとも時給は変わらず文句もいわせず働かせる洗脳術に長けたのが「ヤオコー」なのです。

それではヤオコーのすばらしいパート洗脳術を3つ、ご紹介いたします。

1.仕事の権限委譲をどんどんする

SuperMarket

ヤオコーでは社員もパートも仕事内容は同列に扱われます。番組ではパートさんに、レシピを考えてこさせたり、ある商品が売れるようにポップを書かせたりとさまざまな仕事を与えられていました。

はたから見るとそれはふつう、社員がやる仕事なんじゃないかということまでやらされる。

しかし、そのような仕事を与えられることでパートさんには責任感が生まれる。また、自分のしたことが、たとえば商品が売れたという結果につながり満足にもつながる。

そのような仕事を与えられると悲しいかな、仕事はどんどん面白くなり、ますますがんばるようになる。番組でのパートさんは、家に帰ってからもレシピを作ったりと会社のために働いておりました。

ま、ここが洗脳といえども、パートさんは楽しんでいるからいいとは思います。だが、これだけ働いても給料はかわらない。しかし、会社はどんどん儲かるのです!これほど効率のいい働かせかたはない。

もし、パートさんに時給以上の働きをしてもらいたければ、どんどん仕事を与えよ!責任を与えよ!とうことです。そうすることで、わたしは頼られている、わたしが頑張らないといけないんだ!と洗脳され、給料以上の働きを見せてくれることになるでしょう。

2.少しでもいいからボーナスを与える

Money Money

ヤオコーではパートさんでも会社の業績によって年に1回、ボーナスがもらえるそうです。

番組ではパートさんが給料明細を見せていました。それでもらっていたボーナス額は約5万円。

このパートさんは、レシピを作ったりポップを作ったりとものすごく店の売り上げに貢献している。そのパートさんにして、年1回のボーナスがたったの5万円。月に換算して4166円。

おそらくこのパートさんは、その何倍もの利益をお店にもたらしていると思われます。しかし、パートさんはこれだけもらえてうれしい、今後ももっとがんばると言っておられました。

かのマキャベリは「君主論」でこう述べている。

恩恵は、よりよく人に味わってもらうように、小出しにやらなくてはならない

ここで「恩恵」を「ボーナス」または「給料」と読みかえるとわかりやすい。

人の心理として、恩恵や給料、ボーナスは、少なくもらおうと多くもらおうと、もらったという感謝の大きさは変わらない。それであれば、小出しにして恩を着せたほうがいい。

はたから見たら、働いた見返りとしては異常に少ないボーナス。しかしもらった本人は大満足で、ますますがんばって働くことになるのです。

ヤオコーはマキャベリズムを地でいく恐ろしい企業です。これは見習うべき。少なくてもよいから「ボーナス」を与えよう。そうすれば、与えたボーナス以上の働きをパートさんは見せてくれるに違いありません。

3.互いに競わせる

Conflict Competition ..

ヤオコーでは年に何回か全店合同のコンテストがあります。番組では、ステーキ肉をどの店が1番売れるかというコンテストをやっていました。

パートさんたちはおお張り切り。やるからには1番をとってみせると、独自のレシピを考え実演販売。毎日、全店の売り上げ速報が流れ、現在自分のお店が何位かを知らされる。それがまたみんなの競争心に火を点ける。

人は生まれ持った闘争本能というものがあります。それを刺激されると、目先のことよりいかに相手に勝つかということに集中する。

たとえば、住民運動会など、1位になることで金が当たるわけでもないのに、純粋に相手に勝つことだけを目標にみんながんばってしまう。そして、競争に勝ったとしても得るのは「名誉」と「自己満足」だけ。

ヤオコーはそんな人間の闘争本能をかき立て働かせるすべに長けています。パートさんたちは売り上げ1番を取るために競い合い、競い合うことで結果として店の売り上げはどんどん上がる。それは会社の1番の目標とも一致するので、めちゃくちゃ合理的な方法です。

しかし、ここが大事なのですが、このコンテストで1位になったところで何も当たらない。会社から表彰されるだけ。得るものは「名誉」と「自己満足」だけです。そして残るのは、経費もかけずに売り上げが挙がった会社の利益なのです。

これほど会社にとって都合のよい働かせ方はない。ヤオコーを見習うべきです!従業員を競わせろ!目標は「売り上げ」。そうすることで、経費をかけずに売り上げを上げることができるのです!

☆まとめ

小売業はとくにそうですが経費削減のために、従業員のパート・アルバイト比率がものすごく高くなっています。

そういう状況のなかで会社の課題はいかにパートさんに働いてもらうか、それもどれだけ働いても変わらない時給で!

ということでヤオコーさんのパートさん洗脳術を参考にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみにこちらの本もパートさん洗脳術が参考になりますのでオススメ!

感謝・感動・感涙経営
感謝・感動・感涙経営
posted with amazlet at 14.11.10
鎌田 真司
商業界
売り上げランキング: 272,344
関連記事

スポンサーリンク

スポンサーリンク

(記事編集) http://marusamu.com/blog-entry-847.html

2014/11/12 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

 |  2015/07/31 (金) 13:17 No.15


承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

 |  2017/02/24 (金) 04:13 No.24

コメントを投稿する 記事: スーパー「ヤオコー」のパート社員洗脳術がすごい!

お気軽にコメントをどうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback